映画 キングダム 評価・感想【ネタバレ、あらすじ】

映画

作品:キングダム

今日の映画感想は「キングダム」です。

個人的おすすめ度:7/10

一言感想:予算感がすごい

この記事を読むべき人
・キングダムの映画の感想を知りたい人
・キングダムの映画を観ようか迷ってる人

 

ネタバレなし感想

キングダムと言えば、ヤングジャンプで連載中の大人気漫画である。その映画の実写化とあり、かなり厳しい目を向けられていたがこの作品は、予算をかけ原作ファンを納得させるクオリティーを担保しつつも、幅広い人たちが見やすいようにグロさを抑えた形で作られていた。そのため、原作ファンに留まらず、幅広い人たちの人気を集め、続編の製作も決定するほどの大ヒットとなった。

ちなみに、原作では1〜5巻にあたる部分が実写化された。

 

映画情報

【監督】

佐藤信介

【脚本】
黒岩勉

【キャスト】
山崎賢人/吉沢亮/橋本環奈/長澤まさみ/本郷奏多/満島真之介/阿部進之介/深水元基/六平直政
高嶋政宏/要潤/大沢たかお

【あらすじ】
紀元前245年、中国春秋戦国時代。孤児で奴隷の身分のあった少年信と漂は、天下の大将軍になることを夢見て日々稽古に打ち込んでいた。そんなある日、剣術の稽古をする二人の前に秦国王に使える大臣・昌分君が現れる。そして、どういう訳か漂を王宮へ仕えさせたいと言う。将軍へなることへの近道になるかもしれないと、喜んで送り出す信と、送り出される漂であった。しかし、ある晩、漂は瀕死の状態で信の元へ戻ってくる……。そして、命からがら信に地図を渡し、力尽きるのであった。信は漂から受け取った地図を頼りに目的の場所まで走っていく。すると、そこには死んだはずの漂が佇んでいた……。

以下からは結末を含めてネタバレを含みますので鑑賞後に読むことをおススメします↓

展開を振り返り

信と漂の奴隷時代

時は中国春秋戦国時代、奴隷の少年の信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、「剣」によってこの世の中を成り上がることを誓い日々二人で鍛錬を続けていた。

鍛錬を続ける二人の前に、王宮からの使者である昌文君(高嶋正宏)が現れ、漂を王宮へ取り立てようとする。漂は、信と二人で成り上がることを夢見ていたため、王宮へ行くべきか葛藤するも、最終的に一人で王宮へ行くこととする。

漂の死と生徒の出会い

漂が、王宮に行った後も、信はずっと「剣」の鍛錬を続けていた。

そこに、漂が血だらけになった状態で現れる。

王の弟である成嬌(本郷奏多)が、王である兄に反乱を起こしそれに巻き込まれたのであった。

漂は、死の直前に、信に対して行先の記された地図を渡し、そこへ向かうように言う。

信は、怒りを胸にそこへ向かうのであった。

 

地図に記された場所に行った信は、驚くべきものを見る。
漂にそっくりの、男がそこにいたのであった。
その男は、名を「政」(吉沢亮)という、現在の秦王であった。
この二人に、河了貂(橋本環奈)も加わり三人で、昌文君らとの合流場所に向かうのであった。

向かう途中に、追手の急襲を受けるが、信の活躍で撃退し、何とか合流場所にたどり着いた。
暫くして、昌文君らと合流するのであるが、現状、政に味方する者がおらず、咸陽を取り戻す手立てがないことに気づく。
協議の末、秦に接している山海の民族である「山の民」と手を組み再起を図ることにする。

「山の民」と会えたものの、秦と過去に争いをしており、感情は最悪であった。
しかし、政と信の言葉で「山の民」を束ねる楊端和(長澤まさみ)という山の王を説得し、手を組み共に咸陽奪還へ向かうことになる。

咸陽での戦い

山の民と咸陽に侵入した政一行は、反撃を開始する。

咸陽には、8万の兵がいたため、何度も窮地に陥るも、信が、成嬌軍の司令官を打ち取ったことによって、成嬌軍は瓦解していくのであった。

残った成嬌軍が、反撃に出ようとするも、王騎(大沢たかお)の軍勢が鎮圧するのであった。
政と対面した王騎は「中華で初めての統一王になる」という彼の発言を聞き、満足そうに戻っていくのであった。

戦いの先

咸陽を奪還した政と信は、各々が「中華で初めての統一王」と「天下の大将軍」を目指して更なる戦いに身を投じるのであった。

この映画の推しポイント

原作ファンも新規ファンも楽しめるクオリティーと演出

中国の王宮で行われる戦闘が原作漫画と同じかそれ以上のクオリティ、スケール感で再現されていた。アニメが余り良くなかっただけに、実写化のクオリティには、多くの原作ファンが納得しただろう。また、原作ではヤングジャンプ連載とだけあって、殺される際の演出がグロい部分もあったのだが、本作品ではグロさを極力抑えた演出をしており、俳優や女優目当ての観客も安心して見れるようになっていた。

アクションシーンが良い

アクションシーンがスムーズ且つ見やすいアングルで演出されていた。
出演者の殺陣の技量も素晴らしかった。それぞれのキャラクターにあった殺陣やアクションをしており、見ごたえがあった。

この映画の惜しいポイント

特になし

 

まとめ

実写化映画の作り方の一つの到達点だと思います。

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