樹海村 評価・感想【ネタバレ考察】

映画

作品:樹海村

 

今日の映画感想は「樹海村」です。

 

個人的おすすめ度:8/10

 

一言感想:前半は王道ホラー、後半はホラーファンタジー

 

この記事を読むべき人
・樹海村の感想を知りたい人・樹海村を観ようか迷ってる人

・樹海村の内容で知りたいことがある人

 

予告編

 

ネタバレなし感想

前半は、呪いが様々な惨劇を起こすところからスタートする。後半は、ファンタジー要素がおおくなる。箱の質感や映像の質などディティールもこだわられていた終盤になっても、回収されない伏線や内容があったため、よく考えるとモヤモヤしてしまう可能性もあります。ただ、山田杏奈の演技も伴いホラー映画としてはとても面白いです。是非、4DXで見てほしいです。

 

映画情報

【監督】

清水祟

【脚本】

清水祟

【キャスト】

山田杏奈/山口まゆ/神尾楓珠

 

【あらすじ】

「犬鳴村」に続き、実在した心霊スポットを題材に描く「実録!恐怖の村シリーズ」第2弾。自殺の名所として世界的にも広く知られる富士の樹海を舞台に、インターネット上の怪談スレッドで「絶対に検索してはいけない」と語り継がれる通称「コトリバコ」と呼ばれる呪いの箱と、樹海がもたらす負の引力によって巻き起こる狂気と混沌を描く。かつて人々を戦慄させた、古くから伝わる禍々しい強力な呪いが、富士の樹海の奥深くに封印された。それから13年後、樹海で行方不明者が続出する事態が起こり……。主演は「ジオラマボーイ・パノラマガール」「名も無き世界のエンドロール」の山田杏奈と、「相棒 劇場版IV」「僕に、会いたかった」の山口まゆ。引きこもりがちで、なぜかコトリバコの秘密を知っているらしい天沢響を山田が演じ、不可解な発言をする妹の響に嫌悪感を抱く活発な姉・天沢鳴を山口が演じる。そのほか安達祐実、原日出子、工藤遥、神尾楓珠らが共演。前作から続いて清水崇監督がメガホンをとった。

(https://eiga.com/movie/92778/)

 

公式サイト

(https://jukaimura-movie.jp/)

 

以下からは結末を含めてネタバレを含みますので鑑賞後に読むことをおススメします↓

 

樹海村作品考察

Youtuberとそのリスナーの死について

YouTuberは予期せず樹海村にいって死まったため死んだ。しかし、YouTuberを探しに行った人達は何故死んだのか明言はされていない。おそらく、配信を見ていたため赤い紐を見つけそれに沿ってに進んでいったために、村に入ってしまい死んだのではないか。しかし、ひびきは途中で引き返したため助かったのだろう。

 

ひびきはなぜ寺院を放火したのか

ひびきは母から「箱を持っていると家族は全員死ぬが母が樹海に箱を返しに行ったことによって子供は助かった」という情報を得ていた。何より、部屋に樹海村までの地図が書かれていた。更に、配信を見て村への行き方を知っていたのにも燃やすという判断をしたのか分からなかった。しかし、ひびき自身や周りの人間に死んでほしくなかったため、寺院を放火することによって箱を消滅させたかったのではないだろうか。先に知らせてしまうと箱の位置が動いてしまうこと、また、誰かが箱に触ってしまう可能性があることから誰にも知らせずに放火をした。それを分かっていたから住職の男は「ひびきちゃんは悪くない」と言って死んだのではないだろうか。

 

ひびきは箱についていつ知ったのか

ひびきは箱について「ママから聞いた」と言っていたがどのタイミングで聞かされたのだろうか。
姉妹で樹海でパトロールしているおじさんに保護されたときには、ひびきが保護前までは明るかったのに急に暗くなったこともあり、ひびきは樹海村に行ったのではと思うと話していた。しかし、そのあとのシーンで姉妹二人で同じように逃げたはずなのにどのタイミングでひびきだけ樹海村を見たのは不自然である。放火したあとに「母親に会いたい」と言っていたので霊体の母親に教えてもらったわけではなさそうであった。いつ知ったのかは謎が深まる。

 

本作の推しポイント

景色が綺麗

樹海村は森や空が多く写っておりとてもきれいであった。ドローンを使ってさまざまな角度から樹海を撮っており、絶景ものとしても楽しめるレベルであった。

 

現代にあったホラー演出

スマホで写真を撮るときに顔がないはずの場所が顔認識されるシーンやzoomで次々とアイコンが霊のものに変わっていシーンなど現代の生活に寄り添ったホラー演出がとられている。

 

本作の惜しいポイント

画面酔い

冒頭の動画配信が今っぽさがあってとてもよかったのだが、画面が結構ぶれるので酔いそうであった。

 

まとめ

歴代邦画のホラーの中でもかなり良いものだと思います。是非、観てください(出来れば4DXで)

 

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