作品:約束のネバーランド
今日の映画感想は「約束のネバーランド」です。
個人的おすすめ度:1/10
一言感想:無理あることするとこうなる
原作好きだし、浜辺美波好きだし、完璧じゃんと思って見に行きました。あまり良くなかったです。どんなところが、よくなかったと感じたのかは、下記に詳しく書きます。一つ言えるのは、平川監督の実写化映画でおもしろいもの当たってないんだが、、、
映画情報
【監督】
平川雄一郎
【脚本】
後藤法子
【キャスト】
浜辺美波、城絵吏、板垣李光人、北川景子、渡辺直美
【あらすじ】
孤児院の「グレイス=フィールドハウス」でママと呼ばれるイザベラのもと、幸せに暮らしていたエマ、レイ、ノーマンは、里親に引き取られる年齢になり外の世界で生活することを望んでいた。ある日、施設を出るコニーに忘れ物を渡そうと近づいてはならない門に向かったエマとノーマンは、コニーが鬼に献上する食料として出荷されるのを目撃する。ここは鬼のための食用児を育てる施設だった……。
以下からは結末を含めてネタバレですので鑑賞後に読むことをおススメします↓
Contents
この映画の推しポイント
ストーリー
物語としては大きな改編もなくダイジェスト形式的で約ネバの第1章が見れる。そのため、原作を見てない人は、ストーリー展開はある程度面白く、楽しめるものになっていると思う。
注意書き
最後の注意書きがおもしろい「ロープをハンガーで渡るのは危険なので絶対に真似しないでください」 という注意書きが出てくる。普通であればタバコ、お酒についてなのにそんなシーンの注意書きあるのかと思って吹き出してしまった。中々見れる注意書きではないので一見の価値あり。
この映画の惜しいポイント
BGMが場面に合っていない
・演出が検討違い なんでも感動的なbgm流しておけばいいとおもってるのくらい、感動的なbgmを多用していた。シリアスなシーンも感動的なbgmを流していて、興ざめした。
設定変更とキャラクター像のズレ
・設定と出演者の解離演じる人にあわせ、年齢の設定が上がっていた(11歳が15歳)が年齢が上がっているにもかかわらず行動や発言が幼稚すぎとても違和感があった。年齢の変更と共に演技方針や演出を変更するべきであるはずなのにそれをしておらず、ただ年齢を上げ見た目をそろえただけになっていた。
エマのキャラクター設定
・エマってあんな人だった?と違和感を感じた。笑顔がかわいい天真爛漫なエマをイメージして浜辺美波がキャスティングされていたと思う。エマにとって笑顔は武器で相手を騙すためにも使用される。物語における重要な要素であり、笑顔がかわいい浜辺美波はピッタリである。しかし、笑わせすぎである。エマがはっきり言って「アホ」に見える。そんな人が先導する、命がけの脱出に子供がついていくのだろうか。
レイ役の城君は下手?
レイ役の城君、セリフ回しがずっと一辺倒の棒演技、本作においてはとても気になった。実は、撮影の終盤に声変わりしてしまったため、声を改めてアテレコしたようだ。そのため、このようなことになってしまった。アテレコはかなり技術を必要とするものだ。声優でも苦手と公言する人もいる。そんなアテレコをいきなり14歳の少年に上手にやりなさいというのは酷だろう。万引き家族ですばらしい演技をしていたにも関わらず、本作品のせいで棒演技と評価されるのが気の毒でならない。多くの大人が審査するオーディションに受かって選ばれていることもあり、才能は、かなりはあるのでしょうし、今回のは長い役者人生の事故だと思ってすすんでほしいです。今後の活躍に期待しています。
平川監督について
平川監督この人が指揮をとった実写化映画がことごとく、良くないものになっている。原作に思い入れがある人はこの監督の作品で実写化されたのならば見ないほうが良いかもしれない。演出が大体感動演出にされ、展開がうすーいダイジェストにされてしまう。
まとめ
原作ファンは恐いもの見たさ以外に見る理由ないです。
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